インジェクト止水工法 施工研修会 (基本編) 開催 (2024/9/14 関西地区)
2024年9月14日 (金) 尼崎リサーチ・インキュベーションセンターにて止水工法の施工研修会を開催しました。
関西地区では2回目の実践形式を採用した集合型研修となり、多くの会員様を中心にご参加いただきました。
基本編と題して、各種工法の概要説明の後、大量漏水対応止水工法「インバースバリエーション工法」の施工デモをご覧いただき午後からは実践形式の研修として、ひび割れ漏水対策の止水工法「インジェクトパッカー工法」と、コンクリート打継部止水工法「インジェクトチューブ工法」の施工実習、並びに同工法の重要な工具であるTKS-110型ポンプの注入開始から終了後の洗浄・メンテナンスに至るまでの一連の流れを実際に体験して学んでいただきました。
今回も実習コースと見学コースに分かれてご参加いただきましたが、見学コースの参加者も積極的に実習にも加わっていただいたり会員様同士での意見交換があったりと活気のある有意義な研修会となりました。
インジェクト止水工法は、現場に応じた処方が最も重要な為、材料の特性を理解した上で適材適所にて工法を使い分けることが大切です。
高圧ポンプが重要な役割を担う分、工具の正しい取扱い方を身に付けなければなりません。
このように研修会を通し実際に触り体験いただくことで、工具の使用方法やメンテナンスの重要性をご理解いただけたのではないかと思います。
今後も止水工事のノウハウの浸透を目指すべく、このような実践形式での研修会を各地区で企画していきます。